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セキュリティ対策に必要なUTMとは?主な機能と併せて解説

最近、テレビや新聞等で大きな話題となりましたが、大手自動車メーカーの関連会社でサイバー攻撃によるシステム障害が生じ、大きな被害が発生しました。昨今、同様の事例が急増していますが、今回はサイバー攻撃やウイルス対策に有効なUTMについて紹介します。

UTMはセキュリティ対策の一つで、年々悪質になっているサイバー攻撃などの脅威から企業を守るための製品です。UTMを導入すると、企業のネットワークに必要なセキュリティ機能を集約し、一元管理する事が出来ます。そこで今回は、セキュリティ対策に必要なUTMを主な機能と併せて解説します。

 

UTMとは?
UTMとは「Unifiled Threat Management」の略で、日本語では「統合脅威管理」と呼ばれています。異なるセキュリティ機能を一つに集約して、ネットワークを集中管理出来る製品の事です。年々進化する様々な攻撃を防御し、不正アクセスや情報漏洩を防止するために、UTMを導入する企業が増えています。UTMは導入コストを抑えられる上、メンテナンスも簡単なため、大企業だけでなく中小企業も利用しています。

 

UTMの主な機能
ネットワークのセキュリティ機能を集約・一元管理できるUTMには、様々な機能が備わっています。ここでは、WatchGuard社のFireboxの主な機能を紹介します。

・アンチウイルス
アンチウイルスはウイルスの侵入だけでなく、内部から外部への感染も防ぐことができます。250万以上のウイルスに対応しているほか、自動的にアップデートされるため、セキュリティ担当者が社内の端末を1台ずつ手動でアップデートする必要もありません。

・迷惑メール対策
有害なメールをリアルタイムでブロックし、ウイルスやマルウェア感染を防止することができます。迷惑メール対策は、作業効率の向上、ネットワークインフラにかかる負荷の軽減などに繋がります。世界的に広く採用されている検知エンジンを採用しており、98%以上という高い検知率で迷惑メールをブロックする事が可能です。

・Webフィルタリング
Webフィルタリングは、悪意のあるWebサイトや危険なWebサイトへのアクセスを規制・管理する事が出来ます。125カテゴリ、5,000万以上のURLに対応しており、ホワイトリスト・ブラックリストでのカスタマイズが可能。ウイルス感染や情報漏洩などを未然に防ぎます。

・不正侵入検知・防御
スパイウェア、クロスサイト、SQLインジェクションなどのネットワーク攻撃をブロックする事が出来ます。15,000以上のシグネチャであらゆる攻撃に対応可能。常にアップロードされるので、最新の脅威も心配ありません。攻撃元として識別されたIPアドレスは、自動的にブロックします。

・アプリケーション制御
2,500以上のシグネチャにより1,800以上のアプリケーションに対応。アプリケーション内の機能を個別に制御する事も可能です。最新のアプリケーションとバージョンアップに対応出来るほか、暗号化されたアプリケーションやセキュリティ対策をバイパスするように作られているアプリケーションにも対応しています。

 

セキュリティ対策にUTMを導入しよう(まとめ)
今回はUTMを主な機能と併せて解説しました。UTMの大きな魅力は、セキュリティ機能を一つに集約出来るところです。コスト削減に繋がるだけでなく、セキュリティ担当者の負担を減らす事も可能になります。UTMには様々な種類がありますが、どれが良いのか分からない場合は、WatchGuard社のFireboxがおすすめです。

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日付:2022.03.05カテゴリー:新着情報